♪夏が来れば思い出す はるかな尾瀬 とおい空~
で、おなじみの「夏の思い出」という曲ですが、
音楽の授業で歌った記憶があるという方もいらっしゃるでしょう。
この曲は、NHKからの依頼により制作され、
1962年の8月から9月に「みんなのうた」で放送されました。
作曲は、中田喜直(代表作:めだかの学校、ちいさい秋みつけた)、
作詞は、江間章子(代表作:おかあさん、花のまわりで)です。
この歌が作られた背景には、戦争がありました。
戦後まもない時期で、「希望のある歌をお願いします」という言葉と共に
依頼を受け取った江間さんの脳裏に浮かんだのが、
幼少期に見た、水芭蕉の咲き乱れる尾瀬の光景だったそうです。
しかし、ここで歌われている夏は、
旧暦の春夏秋冬を反映しているので、
水芭蕉が咲く夏は、4月から6月、
尾瀬においては5月末から6月初旬にあたります。
この時期に作られた夏を思い出すというイメージは、
現在の避暑地を連想させます。
とにかく暑すぎた今年の夏は、避暑地に出かけたことこそが
まさに尾瀬のような避暑地に出向いたという
夏の思い出になったと思います。
時代は流れて、夏がテーマの唄もたくさんリリースされ、
これからも増えていくのでしょうね。